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運送業界で行われているiotの導入

iotの導入により様々な業界が恩恵を受けています。
中でも顕著な効果がみられているのがタクシーや配送などの運送業界でしょう。では、具体的にどのようなメリットを生み出しているのか、チェックしてみましょう。

リアルタイムで変化するタクシーの運行状況を管理することはこれまでタクシー会社にとって大きな課題となってきました。
この問題に明確な解決策を提示したのがiotです。車載GPSを介して、会社のPCにはリアルタイムで各タクシーの所在地に関する情報が送られてきます。
お客から配車依頼が寄せられると、AIが自動的に最寄りのタクシーを判断して迎車の指示を出してくれるので、管理センターではそれらの指示が適切かどうかを確認するだけで良いのです。
また、AIは蓄積されたビッグデータに基づき、どの時間帯であればどのエリアから配車依頼が多いのかといった点も判断して各タクシーの運転手に情報を次々に共有していきます。これにより、業務効率および利益率が飛躍的に高まったというケースも珍しくありません。こうしたiotの活用方法は、タクシー会社だけでなく、引っ越しや配送業務を担う運送業者からも高い評価を得ています。

とはいえ、規模の大きな運送会社になると、保有している車両の数は10台から数十台にもなります。固定回線を使うならば、ocnの固定ipを使ったりしますが、それらすべてに対してタブレットなどのモバイル端末を配備し、インターネットを介してリアルタイムで情報を共有するとなると、データ通信の費用が相当大きくなります。そこで役立っているのが事業者向けの格安SIMです。
格安SIMは名前が示す通り、利用料金がとても安いというメリットがあります。また、データ通信の使用量に応じて料金プランが設定できるので、会社として必要な分だけを契約するということが可能なのです。
加えて、各車両の運転席に設置する小型のタブレット端末などはお得な料金でレンタルすることが可能、というのも大きな魅力ということができるでしょう。